前回、標準セット&ワンタムセットについて語ったので、その流れで2バスセットについて触れてみようと思います。
が、俺は2バスセットに座ったことが無いので、解説というより雑談としてお付き合いください。
ロックドラマーであれば、誰もが一度は憧れるであろう2バスセット。
俺も、以前紹介したBeginners HandBook ROCK DRUMSに紹介されていたこのセットを見て、夢焦れていました。
Beginners HandBook ROCK DRUMS 坂田 稔著
いやぁ、この雄姿!
フロアが両サイドに設置されているのも迫力あっていいですね!
セット図書いてみました。
んで、このセット、ワンタムセットが基準となっているのが分かります。
このワンタムセット起点(勝手にそう呼ばせてもらいます)、
JUDY AND MARYで活躍されていた五十嵐公太さんのセットがこのパターンでした。
口径の小さいタムを3つ真ん中に詰めてセットしていたのが印象的でしたね。かなり初期の頃、テレビで見て印象に残っています。
LOUDNESS、ANTHEMで活躍されていた本間大嗣さんもこのタイプですね。
あと思い出すのが、THE ALFEEのサポートで活躍されていた長谷川浩二さん。
THE ALFEEの綺麗なハーモニーに一見似つかわしくない、あの迫力満点の2バスセットは、当時衝撃でしたね!
L’Arc〜en〜Cielのyukihiroさんもタムが一つで、一見するとワンタム起点タイプに思えるんですが、タムの両サイドにロートタムを並べていて、実は後述する標準セット起点なんです。
で、2バスと言えばこの人を挙げないわけにはいかない!
HP:ビジュアリズム宮殿 管理人: アン・ジュオ2世
そう、X japanのYOSHIKIさん。
標準セットが起点になっているのが分かります。
バスドラムが2つ並んだ雄姿と、過激なパフォーマンスも相まって、一見派手なセットに思えるんですが、
冷静に見てみると、実に基本的かつ堅実なセットなのが見て取れますね。
あとは、去年惜しくもこの世を去ってしまったSLIP KNOTのジョーイさんのセットもこのタイプです。
2003年に出たDVD「DISASTERPIECES」は食い入るように繰り返し見ていました。
余談ですが、目黒鹿鳴館というライブハウスでは、出演時にワンバスか2バスが選べるそうです。
ただ、2バスセット時に必要なハイハットホルダー(ハイハットの足を畳んだまま建てられる)が確か無かったので、セッティングが少し大変かもしれません。
あと、板橋本町にあるSTUDIO MEWの一番大きい部屋に昔2バスセットが置いてありました。
いまもあるのかな?
今回、この記事を書くにあたって、色々な方のセットを調べさせていただきました。
様々なドラムセットを見ていて、ドラム始めたての頃の気持ちが蘇ってきました。
俺も頑張って精進して、立派なドラムセットに座りたい!