for the day
ややダークめなバラードです。
編成が変わってからは全くやっていない曲です。というかロック寄りになった影響か、バラード自体少ないですね、今は。
当時3ピース時代はバラードの曲結構多かったんです。
曲全体を通して、軸となっている基本パターンです。
どのパートも、このパターンを基点にバスドラを減らしたり、刻みを買えたりしているだけです。
イントロはアタマ抜き(丸で囲ってある部分を省略)でスタートしていて、トラックのベルの音の拍がズレているのも相まって、なんとも不可思議な感じを醸し出しています。
この曲は、なるべくもったり叩く様に心がけています。
バスドラだったら、一打一打ヘッドに沈めるイメージ。
Aメロは基本パターンからバスドラを一打抜き、Bメロはゴーストのスネアをタムに変えています。
バスドラを1打増減して、Aメロ・サビに勢いをつけるのは俺のアレンジの癖でよくやります。
一打抜くだけでも、雰囲気がかなり落ち着き、一打増やすだけで勢いが段違いに増すものだから、不思議なもんですね。
このまま1サビ、2Aと無難に続くんですが、
問題は2B。
乱れた心情、カオス感を出す為にトラックの鍵盤がリズムから大きく外れるんですよ。
で、前の言ったとおり、トラックにクリックが搭載されていません。
わっけわかんねータイミングで鳴ってる鍵盤に惑わされずにリズムキープしなくてはいけません…。
更に酷いことに、この後のサビまるまるストリンクスのみ。
ガイドなしで1・2・3・4・・・と正確にカウント取らなくてはなりません…
苦行だろ。
間違いなく、持ち曲No1のやべー曲です。
実際、この曲かなりのトラウマで、ボースクレッシェンドで後半にかけて畳みかけるパートがあるんですけど、
いつぞやのLIVEの時に、ステージの高音が回ってしまい、ストリングスが聞き取れなくて完全に見失ってしまったんですよ。
で、この直後に1小節無音ブレイクが入るんですけど、当然盛大にズレてしまい、曲が崩れてしまいました。
当然、終わった後にすげぇ怒られるし。
でも、ちょっと厳しいって…。
そのせいもあって、この曲に良いイメージ無いんですよね。
ラスト前のアクセントとして、シェイクがあります。※譜面では倍の表記です。
もうちょっとスネアはっきり叩きたかったですね。
シェイクはTHE YELLOW MONKEYがよく使うパターンですね。
「太陽が燃えている」という曲が印象的です。
で、ラストのタムビート。こちらも譜面では倍の表記にしていますが、本来は32分音符です。
このパートは色んなノイズ音が不規則に鳴っていて、小節の区切りが全然わからないんですよ。
ですので、自分を信じて勢いで突っ走るのみ!
でもタムの連打って、ハットほど跳ね返りが無い分、結構きついんですよね(笑)
とまあ以上なんですけど、
なんか書いてるうちに当時の辛かった事とか未熟で恥ずかしかった事とか、色々思い出してきちゃいましたね。