街の色
ラテンとヘヴィネスを織り交ぜた、unrealtribeの真骨頂的な存在の曲です。
ミニアルバムのトップを飾るだけあって、3ピース時代はほぼ毎回のLIVEで演奏していました。
現在は滅多に合わせない、レア曲になってしまいましたね。久々に合わせたいな。
恥ずかしながら、この曲で初めてボサノバというジャンルを知りました。
ボサノバは、1950年発祥と意外と歴史は若く、ブラジルでのポップス・歌謡曲的なジャンルとして生まれたそうです。
ヒーリングはリラックスBGMによく扱われる、ゆったりとしたリズムが特徴的ですね。
なのに、このバンドの場合テンポ170ときたもんだ。
他の曲でもそうだけど、やたらと早くしたがるんだよなぁ、このスパルタバンド。
ボサノバパートです。
2小節の中に5打アクセントを入れるのが決まり、だった気がします。
テンポがテンポなんで、ノリノリな横ノリのボサノバになってますね。
そして間髪入れず、シャウトパート。
フロア刻みのスリップビートです。
ですが、CDではただの頭打ちです。
この曲に限った話ではないですが、古い曲に関しては音源に囚われず、現在のアレンジで叩いています。
後半のビートは、X Japanの「SCARS」に影響されているのがもろバレですね…。
で、また直ぐにボサノバパートに戻るはずだったんですが、曲の勢いをつける意味もあって普通の8ビートにしています。
でも、それだと作曲者がボサノバを組み込んだ意図が薄れてしまうんですよね。
なので、現在は冒頭のボサノバにしています。
(音源と馴染まずカオスになってしまったので、ここだけ音源に忠実に旧アレンジで叩いています。)
サビは何てことない、ハーフビートです。
所々16分のバスドラやフィルインを入れています。
Machine Headという海外のメタルバンドが、ハーフビートに細かい連打組み込むのが得意で、めちゃくちゃ格好いいんですよ!
その域まで昇華してみたいものです。
後はまたシャウトパートに戻り、サビを延々繰り返して終わりです。
ちょっとした組曲ですね。
この曲は展開の起伏が激しく、音量差が分かりやすいので、ズレる事は比較的少なかったです。
あと、最後のサビ前のフィルイン
当時師事させていただいていた木村健治さんに
「フラムアクセント入れてみたら?」
というアドバイスをいただいたのを思い出しました。
今度LIVEで演奏する日まで、練習していこうと思います!