スティックの素材あれこれ(木材)

ドラム雑学

最近パワー不足を実感し、オークスティックで練習していたんですが、いきなりポッキリ折れました。

オークスティックによくありがちですね。

丈夫な材質なので、シンバルを叩いた時に出来がちな摩耗がほぼ出ないんですけど、

ダメージが臨界点に達すると、突然ポッキリ折れるんですよね。替え時が分かりづらいのが欠点ですね。

以前、折れた片割れが顔面に飛んできたことがありましたね。おー怖ぇ。

ヒッコリーの場合、写真の様に徐々に摩耗していくので、寿命や替え時が分かりやすく、

また折れる時もオークの様にポッキリ折れることは少なく、裂ける(割れる)場合の方が多いです。

折角なんで、スティックについて調べてみました。

ヒッコリー

アメリカ南部が産地で、クルミ科の広葉樹らしいです。

ブルームヒッコリー、レッドヒッコリー、スワンプヒッコリー、なんて名称も。

重硬な材で、強度にも優れ、特に衝撃吸収力が大きい。

wikipediaによると、

一番標準的な素材。重さ、固さともに適度でドラマーには最も愛されている素材である。

若干折れにくい特徴もあるが、適度に暖かみのある音はどのスネアにも適する。

白い木目が特徴。

だそうです。

レッドヒッコリーは中心部の比重が重く硬いため、同じ太さでの通常のヒッコリーよりも大きい音が得られる、ともありましたね。へぇ、知らなかった。

オーク

正式にはホワイトオークっていうらしいですね。

アメリカンホワイトオーク、ウェスタンホワイトオーク、アパラチアンオーク、等々、色々名称あるみたいです。

アメリカ東部やカナダに多く分布している、ブナ科の Quercus 属の落葉広葉樹だそうな。

再びwikipedia先生

特徴としては重さがあり、固い。重い音を必要とする場合には適する。

コストパフォーマンスもよく値段が安い上に折れにくい。しかし、音には暖かみがなく無機質なニュアンスになってしまう上、コントロールも他の素材に比べしにくいため好まれない傾向がある。

ヒッコリーに対して木目が黒い。

重いので、手首を傷めないように注意ですね。

メイプル

カナダ、アメリカ北東部が産地の、カエデ科の落葉広葉樹らしいです。

サトウカエデ 【砂糖楓】、シュガーメープル、ブラックメープル、なんて名称も。ブラック、なんて中二心をくすぐられますね。

とにかく固いのが特徴みたい。

三度wikipedia

軽い上に非常に固い。そのためコントロールが非常にしやすい反面折れやすい。

ジャズなどには適しているがロックには適さない。

木目はヒッコリーと同様白いが荒く、表面がつるつるしているのが特徴。

ドラムスティックとして用いられるようになったのは、比較的最近ですね。

実際、俺が持っている古い教本には出てきませんからね。

ちなみに俺はこの素材を一度も使ったことがありません。

その他

ローズウッド、エボニー、等

改めて調べてみると、意外と知らない事だらけですね。面白い!

wikipediaのイントロになんか、「コンサートライヴでは、観客席にドラムスティックをなげるドラマーも数多い。」

だって。危ないから真似しちゃダメですよ!(笑)